Dew-001(二つ折財布)の長財布バージョンが完成しました。
※Dew-001はこちら。
https://mripple.stores.jp/items/57302fdda458c008be00111b
「財布の機能性を考え尽くした構造」と「革の良さを存分に感じられるつくり」を楽しんでいただける財布です。
中の構造は「お札」「カード」「小銭」がひとつのポケットに収まっており。一度に見渡せるようになっています。
その3つそれぞれの収納の仕方と出し入れの快適さを0から考えて構造をデザインした財布です。
それぞれの紹介です。
まずは「カード」。
ひとつひとつをポケットにするのではなく、L字に縫製したスリットにカードを差し込むというか挟み込むというか、そんな構造にしています。
土台の部分をアーチ状に曲げると、カードとカードの間に隙間ができますので指を入れての出し入れがとても簡単で操作性に優れています。
【Dew-002】はカードを縦に入れる構造で厚みが出にくいのが特徴。
【Dew-003】はカードを横に入れる構造で、002と比べると1.5センチほど高さが抑えられているので、ほぼ1万円札サイズとなり女性の手にも持ちやすいサイズとなっています。
次に「お札」。
仕切りを斜めに入れているのはスペースの有効活用と、マチの動きでお札の角を折り曲げて傷めないため。
そして仕切りの片側は固定していません。
中身の量が増えても減っても仕切りがスライドして調節するので、操作性が良いことや型崩れしないで美しいフォルムの財布としてお使えるように。
また、お札を見えないところに入れておきたい場合はカードケースの裏側を使えるようになっています。
そして最後に「小銭」。
一番手前に小銭入れがあります。
2枚の革を貼り合わせているのではなく、1枚の革を折り曲げてつくっているため、硬貨が縦に挟まらず確認・取出しやすくなっています。
そして財布全体の深さよりも浅くなっているので指が届きやすい。
両端の奥まったところに挟まるのを防ぐために斜めに縫っていたりという構造にも。
ファスナーや留め具をつけていないのに小銭が飛び出したりしないのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、財布本体のフタを閉じた時にコインケースの上のスペースも閉じているので心配なくご使用になれます。
財布のフタをあけると、すぐに中身の確認が一目でできるのでスムーズな操作ができるようになっています。
この財布のフタはフラップを差し込むことで留める仕様。
一番手前の革がアーチ状になっていることで、スッと差し込むことができます。
そしてフラップを開けるときは、横の隙間に指を入れてひきあげるか、その横の隙間を広げるようにすればスッと開きます。
ホックや金具で留めることが多いですが、この財布は金具を一切使用していないのも大きな特徴。
消耗品の部分がなく、金具によって革が傷むこともアタリがつくこともないので、ながく美しくお使いになれます。
このフラップの裏もフリーポケットになっており、入りきらなかったカードやICカードを入れておけば便利です。
財布を正面から見ると、4辺全てが革を折り曲げた丸みのあるシルエットでできています。
美しい造形物であるとともに触り心地も革の醍醐味を楽しめる財布となっております。
連れ添うごとに、どんどんと良い顔になっていく、そんな財布です。
【【サイズ】横:18センチ 縦:9.5センチ 厚:3センチ